
胎内養魚場
弓ヶ浜水産では2015年9月、新潟県胎内市に胎内養魚場を開設。
ここで育てた稚魚は、全量佐渡事業所に送られ、佐渡サーモンや 佐渡サクラマスへと成長し、全国へ販売されます。 そんな稚魚たちを育て上げる胎内養魚場のこだわりをご紹介いたします。
こだわり① 新潟県の名水「どっこん水」

胎内養魚場では河川水は一切使用せず、飯豊連峰より流れる伏流水(どっこん水)を使って飼育しています。
どっこん水は、新潟県の名水に選ばれるほどの良質な水であり、鮭の飼育に適した水量と安定した水温(11°C~12°C)を持ち合わせております。
こだわり② サクラマスの完全養殖

日本の在来種であるサクラマス。非常に味が良く高級魚として扱われてきましたが、近年漁獲量が減少し希少な魚となっています。
弓ヶ浜水産では、採卵から出荷まで一貫管理をすることで、高成長で高品質な魚を安定して生産しております。
こだわり③ 稚魚のサイズ選別

卵から孵化した稚魚が成長すると、次第に体格差が出てくるようになります。そのため、成長の早い稚魚と、成長の遅い稚魚を分ける「選別」を行います。
選別後の稚魚はサイズごとにそれぞれ異なる池へ分け、海面生け簀へ移動する頃に体重差がなくなるよう給餌量を調整して育成します。
- サーモンを育てる想い -

私たち胎内養魚場のメンバーは交代で365日、魚の健康、成長を見守っています。
採卵からおよそ1年をかけ、成長した稚魚を元気に海面漁場へ送り出すときには、安堵とともに寂しさも感じますが、またすぐに次のシーズンの稚魚育成が始まります。
日々、魚と対話しながらこれからも安心、安全、高品質な稚魚を育て、
佐渡サーモン / 佐渡サクラマスの稚魚生産拠点としての使命を果たしていきます。
